より良いドローンライフを

印旛沼でドローンの飛行はできるの?手続きは?新飛行申請をしてみた。

千葉県北西部に住んでいると、なかなか飛ばす場所が近くにないのが現状です。その中でも比較的都内から近いのが印旛沼。車で1時間で行けるのは嬉しいですよね。

そんな印旛沼でドローンの飛行はできるの?手続きは?実際に印旛沼でドローンの新飛行申請をしてみた。

印旛沼は手続きをすればドローンの飛行が可能

結論から言えば、しっかりと手続きを踏めば印旛沼上空でドローンの飛行が可能です。
しかし必ず土地地権者に届出を行う必要があります。電話したり届け出するのがめんどくさいからといって無断で飛ばすのはやめましょうね。

また印旛沼内でも飛行禁止エリアがありますのでしっかりとロケハンをしたり調べたりする必要があります。次からは実際私が行った許可申請手続きの実体験を紹介していきます。

まずは印旛沼でドローンが飛行できるか確認!

印旛沼でドローンを飛ばすにあたりまず行ったのが、土地管理者探しです。土地管理者に聞いてみないと飛行していいのかだめなのかわからないですからね。とは言いつつも印旛沼って一体誰が管轄者なのだろうか?

国?県?市役所?

とりあえずインターネットでいろいろ調べてみました。まず最初に目にしたのが、【佐倉市観光協会】
ネットの下部に連絡先が記載されていたのでとりあえず電話で確認してみることに。

女性の方が対応してくれたのですが、ドローンでの飛行に関して問い合わせは初めてだったそうです。また観光協会は許可を出せる権限がないので市役所に聞いて下さい、とのこと。

佐倉市か印西市(旧印旛村)で迷ったがとりあえず佐倉市役所に電話突撃!

市役所に問い合わせてみたが、飛行する場所によって担当の課が違うらしく複数の部署を紹介してもらいました。

野鳥の森(佐倉市農政課)
佐倉故郷広場(観光緑地課)
公園(公園緑地課)

しかし、ドローン飛行は全てNG…

県立印旛沼公園は千葉県の条例によりドローンの飛行は禁止されてNG…
大本命の佐倉ふるさと広場は原則禁止とのこと。原則と言う事は例外があると思いいろいろと突っ込んで聞いてみたが、どうやら個人の趣味では太刀打ちができなそうなので諦めた。
公共性があるものや観光PRになるなら飛行許可が降りそうな感じでした。

ただ話をしているうちに、印旛沼の上空は市役所の管轄ではなく、県が管轄していることが分かった。

具体的に言うと印旛沼の管理者は【印旛沼土木事務所】だそうだ。その印旛沼の周りの公園や施設は市役所が管轄。

そこで教えてもらった印旛沼土木事務所管理課に電話で問い合わせてみた。

担当の方と話をしたのですが、ドローンの飛行の禁止を定めた法律や条例又は規則はないので
ドローンの飛行は大丈夫ですと言われた!

やったぜ(^^)

ただし、一時使用届け、国交省の包括申請の許可書、飛行地図の提出が必要

また提出書類はメールでの届け出良いかと聞いてみたが郵送又は直接の受渡しのみ対応するとのことでした。

国交省の包括申請のコピーは役所関係へのドローン許可には提出を求められることが多い。ドローンを飛行するならまずは包括申請取得を目指すのが1番。逆に包括申請がないとなかなか許可ももらえない。
→包括申請についてはこちらの記事はどうぞ

申請書を作成したり提出するのはめんどくさいが、何かクレームやトラブルが起きた際は、ちゃんと許可を得ているからという盾になって自分を守ってくれるものだから、考えようによったら、許可申請はありがたいもの。

ドローンを飛行してるといちゃもんをつけてくるものもいるので、許可証または申請書のコピーを携帯しておくと水戸黄門の印籠のごとくクレーマー撃退にも役に立つと思う。

離発着場所が重要

印旛沼上空でのドローン飛行は可能だが印旛沼周辺の公園等はドローンを原則禁止している。じゃあどこで飛ばせば良いのかと色々と調べてみたところ別に公園の敷地内から飛ばす必要はないっていうことに気づく。

公園を撮影したいのなら公園の敷地外から公園を撮影すればいいだけですもんね。
土木事務所の担当の方と話して、湖の湖畔からの離発着は問題ないと分かった。ただし印旛沼周辺は湖に沿ってサイクリングロードがありそこからの離発着はNGでした。

印旛沼は、車が停められる場所もそれなりにあります。(違法注車ではない)そこからGoogle マップやグーグルアースを利用して沼の湖畔で離発着できる広場を探したら結構あるではないか!3箇所ぐらいチェックしてドローンの飛行地図を作成した。

ポイント
千葉県内では県立公園内でのドローンの飛行が禁止、また佐倉市の条例で公園内での飛行も原則禁止となっています。またサイクリングロードもドローンの飛行は禁止なので印旛沼を飛ばす際は離発着場所がとても重要なポイントになります。

必要書類を郵送

一時使用届けを記入し、国交省の包括申請の許可書のコピー、そして飛行地図を作成して郵送しました。

一時使用届に関しては土木事務所のホームページからダウンロード、飛行地図は国土地理院の地図を利用して、拡大と縮小の2枚の地図を作成して添付しました。国土地理院マップは飛行ルートのエリアなど作図機能があるのですごく便利!

ホームページからダウンロードしたり、地図の作成などパソコンがないと厳しいですね。
それに撮影した映像作品の編集や機体のキャリブレーションを使用するのにもパソコンは使うのでドローンを使うならパソコンは必須アイテムです。

必要書類を郵送した後受け取った確認の電話がかかってきた。

使用届けの場合、本来あくまでも使用届けの提出をして役所の方に報告するだけなので許可書の発行がありません。なので使用届提出後不都合がなければそのまま飛行して大丈夫です。

印旛土木事務所の方は丁寧に受け取りの連絡をしていただき丁寧な対応に感謝。

そこで言われた事は、ドローンを飛行する前日あたりに、印旛漁業組合にドローンを飛行する報告をしておいて下さいとのこと。

トラブルなくドローンを飛行するためには関係する方に対して事前連絡するのは当然ですよね。可能ならばボート屋さんとかにも一声かけた方が良いのかもしれません。

おかげさまでとても良い映像を撮ることができました。印旛沼の撮影で気になったことといえば、結構風が強い!また予想以上にランニングやサイクリングをしている方も多く、人に気を使いました。ドローンが珍しいのか結構ジロジロと見られました。笑

まとめ

管理者
印旛土木事務所管理課

提出書類
一時使用届
包括申請の写し
飛行地図(拡大図と縮小図の2枚)
※私の場合は賠償責任保険のコピーも添付しました

郵送または直接の受け渡しのみ対応してくれます。メール添付での届け出はNG

ドローンを飛行する前に印旛漁業組合にドローン飛行の通知をすること。

注意事項
県立公園や佐倉市内の公園広場、サイクリングロードは原則ドローンの飛行が禁止。飛行させるなら湖の湖畔から飛行させるのが現実的です。

航空法を守る
サイクリングやランニング、釣りをしている人の迷惑にならないようにする

この記事の内容は2020年2月頃に申請した時に残してていたメモと記憶を思い出しながら作成した記事です。今から1年以上前の申請方法ですので現在と変わっていることも考えられます。

あくまでも許可申請の参考となる程度の内容で、この通り手続きを踏めばドローンが飛行できる物を約束するものではありません。

印旛沼でドローン飛行する際は必ずご自身で土木事務所、または市役所等に問い合わせしてご自身の責任で行ってください。またこの記事内容に誤りや不備がある場合はぜひコメント蘭に書き込みをよろしくお願いします。

追記(おまけ)
この記事はiPhoneの音声機能を使って文章を読み上げて作成してみました。最近の音声機能は凄いですね。10分もかからずに文章が完成!多少おかしな場所を手直ししたが圧倒的に文章作成が楽。
。、改行、()なども音声入力可能で感動!今後も音声を使って記事を作成していこうかと思います。

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